陣痛の痛みは想像と全く違った…それはまるで除夜の鐘

陣痛について語りたいと思います。

私は出産前に親戚から、

「隣の人の陣痛の時の叫び声がすごかった。私は声を出さずに耐えた」

と聞いていたので、

へー頑張れば耐えられる痛みなんだ、と思いました。

じゃあ頑張って耐えよう、と。

それなのに・・・

全然耐えられなかったのです。

陣痛とはどういう痛みなのでしょうか。

気になって調べてみると、人それぞれのようです。

 

陣痛の痛みはどんなもの?

パターン1:お腹の痛み

○生理痛を数百倍つらくしたような痛み

○激しい下痢のような痛み

○つらい便秘のような痛み

○おなかに重りを乗せられたような痛み

パターン2:腰の痛み

○腰を砕かれそうな痛み

○腰の上に何トンもの重りが乗せられているような痛み

お腹や腰の痛みが主なようです。

中にはお尻が痛いタイプの方もいました

私もそのタイプでした。

私の陣痛

はじめは耐えられた

入院の前日から陣痛が始まっていましたが、

感覚がバラバラだったため、夜通し痛みに耐えました。

この時はまさに、生理痛を数十~百倍くらい重くしたような痛み。

話したりすることはできないレベルですが、

耐えられないということはありませんでした。

ヨガでいう猫のポーズをすると楽になるというので、

陣痛が来た時はベッドの上でヨガの呼吸をしながら猫のポーズをしていました。

痛みが和らいだかと聞かれると微妙ですが。

朝になって10分間隔になったので、朝一で産婦人科に電話をすると、

すぐに来るようにと言われ、

用意していた入院道具一式を持って病院へ向かいました。

この時はまだ、

もしかして、今日は家に帰ってと言われるかな?

と思うくらい、本格的な痛みは感じていませんでした。

しかし、病院について子宮口を視てもらうと、

4cm開いているとのことで、そのまま入院になりました。

陣痛室のベッドが空いていないとのことで、

一足早く空いていた分娩台に寝かせられてNSTをとりました。

NSTをとっているあいだ、すぐ傍に生まれたばかりの赤ちゃんがいて、

「赤ちゃんの泣き声を聞くとお産につながるよ」

と助産師さんはリラックスさせるように言ってくれました。

NSTを見た助産師さんは、

「普通はもっと痛がってこんなに落ち着いていられないよー」

と私に言ったので、

よし!私耐えられてるんだ!

と少し誇らしくなりました。

「この調子なら夕方には生まれるんじゃないかな」

と言われるくらいこの時点では順調そうにみえました。

お昼ご飯も、

陣痛の合間にしっかり食べたので、

私を褒めてくれる優しい助産師さんは

「陣痛痛いだろうにこんなに食べて立派!

旦那さん、あなたの奥さんすごいよー」

と、ここでも私の食事っぷりを褒めていい気分にさせてくれました。

この時の痛みは

お腹にドーンドーンと重いものを落とされているような痛みでした。

そして結局私は叫んだ

結局その日は子宮口が開かなかったのでとりあえず寝るように言われました。

寝ないで陣痛に耐えてばかりいるとお産が進まないからと。

夫は傍に居たがっていましたが、

家に帰るように言われて(傍にいると私がゆっくり休めないから)とぼとぼ帰って行きました。

さてここからが苦しみの始まりでした。

陣痛が、お腹の痛みではなくお尻に現れたのです。

お腹の中で

除夜の鐘を打ち鳴らすあの丸太のような棒(撞木ーしもくーというそうです)を

お尻に向かってゴーーーンと勢いよくぶつけられたような衝撃

それが5分間止むことなく続き、数分後にまた

おもいきり助走をつけた撞木をマッチョの男が3にんがかりで、

ゴーーーーーーン!!!!!!!!!ゴーーーーーーン!!!!!!!!!

とお腹の中からお尻に向かって叩きつけてくるような

そんな痛み。

それまでヨガで鍛えた呼吸法で平静を保っていた私も、

我を忘れて呻きます。

「うぐうううううううううううううっ」

そしてさらに痛みは強くなり、

「うがあああああああああああいたいいいいいいいいい」

真夜中に大絶叫していたのでした。

真夜中の病院でみんな寝静まっている、皆を怖がらせてしまう

そう分かっているのに、

「いいいいいいいたいいいいいいいいいいいい」

と叫ぶ声を抑えられません。

そんなわけで私は痛みに耐えられず叫ぶ派でした。

ちなみにその翌日の夕方に促進剤で破水

→なかなか生まれずにお腹を上から押されて出産しました。

ところで私の陣痛は、出産時と同じ痛みだったんです。

なんとなく、見聞きする限りでは、

出産までの陣痛と、出産時のいみきたいと感じる陣痛は違うようなのですが・・・。

陣痛は人それぞれらしい

後日親戚に、

自分は陣痛でさけんでしまったことを報告しました。

しかし陣痛の痛みを伝えると、

彼女の体験した陣痛と、私の陣痛とはまた別のものだったようです。

彼女の陣痛は私が声を出さずに耐えていた時の陣痛の痛みだったよう。

そんなわけで

陣痛の痛みは人それぞれなので、

静かに痛みに耐える人、叫んでしまう人がいても仕方ないのでは?

と思います。

自分は叫ばずに耐えているのに、

隣の人はなんでこんなに叫んでるんだろ・・・ということもあるかもしれませんが、

隣の人は自分とは違う痛みを感じているかもしれません。

痛すぎて叫ぶこともできなかったという人もいるので、

静かに耐えている人が叫んでいる人より痛みが弱いというわけでもないでしょう。

陣痛は

みんなちがってみんな痛い。

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