妊娠中の仕事…無理はいけないと分かっていても…

臨月に入る直前までパートをしていました。

通勤にかかる時間は車で約15分~20分。

そんな私でも大変に感じたことが多かったので

フルタイムで働いている方や電車通勤の方の大変さは想像以上だろうと思います。

また妊婦が仕事を続けるにあたっては、職場に理解があるかという点も重要です。

つわりと戦いながらの仕事

私は多嚢胞性卵巣症候群で病院に通い、妊娠することができました。

そのおかげで、比較的早く自分の妊娠を知ることができたため、

先生から「そろそろつわりの症状がでるかも」という予言されていたので、

つわりへの覚悟ができていました。

しかしつわりは想像以上につらかったです。

つわりには5種類あるみたいですね。

①吐きつわり

②食べつわり

③眠りつわり

④よだれつわり

⑤においつわり

吐き気が弱い人から強い人までそれぞれですが、

とにかく吐き気があるのが吐きつわり。

多くの人が体験するみたいです。

かくいう私も吐きつわりで、24時間とにかく吐き気がありました。

その吐き気は比較的弱い方で、何度も吐いてしまうというよりは、

常に吐き気があり、苦手な臭いなどを嗅いだりすると吐いてしまう程度。

とはいえ、仕事中は常に船酔いのような状態で、

えづいたりトイレに立ったりしながら作業をしていたので、

周りから不快に思われたと思います。

しかしつわりが始まるのが妊娠5週目あたり。

この頃はまだ職場に妊娠報告をしない人が多いと思います。

3カ月で報告しようと私も思っていました。

ですから、周りに説明することもできず、

迷惑をかけているとわかっていてもどうすることもできませんでした。

さらに、私は少しでも服に締め付け感があると気持ち悪くなってしまったので、

職場の決まりで服装に制限がある人はつらいだろうなと思います。

妊娠3カ月目に入る頃、上司に妊娠を告げた

私の仕事は、事務作業が主なのですが、

荷物を持って階段を上り下りしたり、

重いものを持ち上げるなどの仕事もたまに必要になります。

できるだけ早めに上司に相談したかったので、3カ月に入るより少し前に、

妊娠を報告しました。

私はこれで、仕事に関しては安心だと思ったのですが、大きな間違いでした。

まず私が勝手に思い込んでいたのは、

上司に相談すれば、私の妊娠を周りに周知してくれるだろうということ。

結果、重いものを持ったり運んだりをせずにすむだろうと思っていたのです。

しかし、実際は上司は私の妊娠を誰にも知らせることはありませんでした。

ですから、例えば仕事で重いものを誰かに代わりに持って欲しい時、

「実は妊娠しているので仕事を代わってもらえませんか」と、

毎回説明しなければいけなかったのです。

妊娠を何度も説明するのは気が引ける

妊娠している以上、お腹の赤ちゃんを守るためには、

重いものを持つなどの仕事は変わってもらわなければなりませんが、

毎回のように「妊娠しています」と言うのは、気が引けてきます。

一度妊娠の説明をせずに、男性の社員に

「この荷物を運んでもらえませんか」と言ったところ、

「自分の仕事じゃないから・・・(嫌だ)」と断られました。

もちろん私の説明不足が悪いのですが、

こんな気分になるなら自分でやってしまおうかなと思ってしまいました。

妊娠を説明している人になら仕事をお願いしやすいのですが、

同じ人に何度も頼むのも申し訳なくなってしまいます。

もちろん

「赤ちゃんを守るためには仕事を代わってもらわなければいけない」

ということは分かっていたのです。

しかし、

自分でやってしまえば「嫌な思いをしなくて済む」という理由から、

結局私は重いものを持つ、荷物を運ぶ為に階段を上り下りするという作業を

人にお願いしなくなりました。

もし流産してしまったら…

その時はその自分の行為を悔やむだろうことを理解していても、です。

自分で周りの人に分かってもらう努力はもちろん必要だったと思いますが、

それを許さない職場の空気がありました。

例えば、職場ではほとんど会話や交流がなく、

プライベートのことを話しにくい空気であったり、

それ故に友人や気軽に話せる相手がいない為、相談相手がいなかったり、

それまで私の仕事はずっと私一人でやっていたので、

誰かに手助けを求めにくかったり。

そもそも私が人とコミュニケーションをとることが苦手であったり。

お腹の赤ちゃんを守れるのはママだけだと何度も自分に言いきかせましたが、

どうしても誰かに頼ることが難しかったです。

しかし実際に説明されなければ周りの人も分からなかったでしょうし、

私自身無知だったので、妊娠するということは行動にたくさんの制限ができること

だとは知りませんでした。

本当は自分で努力すべきだったことは痛い程分かっているのですが、

もう少し、理解ある会社だったら・・・と思わずにはいられませんでした。

しかしこの文章を打ちながら、

やはり私は人に責任をなすりつけているのかな?と考えてしまいます。

妊娠中の通勤

私は車で通勤していたのですが、

妊娠中の車の運転は賛否両論かなと感じます。

運転中に気分が悪くなったら・・・と思うこともあります。

自分だけでなく周囲に迷惑をかけることになりますし、

妊娠中の運転は極力やめるべきという意見もよくわかります。

しかし私は妊娠中、電車に乗れませんでした。

まず歩くだけでお腹が痛くなるので、最寄り駅やバス停まで歩くことができませんでした。

電車に乗ると具合が悪くなり、つわり中であれば恐らく吐き気も増しただろうと思います。

車であれば全く問題ない・・・ということはなかったのですが、

(シートベルトで気持ち悪くなりましたし・・・)

集中しているからか運転中はあまり吐き気もありませんでしたし、

運転の方が電車移動より幾分ましでした。

私は通勤に自家用車を使うことができましたが

その選択ができない妊婦さんはとても大変だろうと思います。

私は妊娠中電車に乗れなかったので、電車通勤の場合は長期で仕事を休む、

または辞めざるをえなかったと思います。

しかし本当は、車にせよ、電車にせよ、

身体がつらい時はお腹の赤ちゃんの為にも出勤せずに休むのが理想なのではと思います。

きっと、妊婦さんがうしろめたさを感じずにいられるのが

良い社会なのではないかと思います。

妊娠による体調不良を理由に仕事を休んでも白い目で見られない社会。

妊娠を理由に仕事を誰かに代わってもらっても白い目で見られない社会。

そんな社会にしていくために、私個人でできることは限られていますが、

私自身は深く理解して協力したいと思っています。

これは妊婦さんだけでなく、子どもがいる親御さんに対しても、

同じように強力していきたいです。

妊娠前を思い返して反省を繰り返す

自分が妊娠して、もっと社会が妊娠や妊婦に理解があるといいな・・・と思ったのですが、

私自身が、妊娠するまで妊婦さんの辛さを何も理解していなかったことを

思い知らされました。

出産は大変だという知識はありましたが、妊婦さんは皆幸せそうで、

精神的にも身体的にも辛いということは理解していませんでした。

実際に経験して理解してからは

できるだけ妊婦さんやお子さん連れの方に気を配るように意識していますが、

もっと早く意識していられたら・・・と思わずにいられません。

息子には、妊娠や出産の大変さをできるだけ伝えていきたいと思っています。

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